BLOG
-
台湾ビジネス 人事労務
台湾での労働保険の加入について
台湾では労災・就業保険として「労工保険」という制度があります。広義の「労工保険」には①労工保険と②就業保険の二つから構成されます。 原則、従業員5人以上の事業所は、満15才以上60才以下の従業員を対象に、強…
-
台湾ビジネス 労務条件
台湾における健康診断実施義務
日本では、従業員を雇用すると原則、健康診断を受診させる義務が生じます。台湾も同様に「職業安全衛生法」及び「労工健康保護規則」において、定期的に健康診断を実施するよう規定しています。 雇用主は従業員の…
-
台湾ビジネス 個人所得税 法人税(営利事業所得税)
慶弔費の経費処理
台湾でも日本と同様に、法人名義で祝儀や香典などを支払うケースはよくあります。一般に、業務上の経費を精算するときには領収書が必要ですが、冠婚葬祭の場では領収書が発行されないことがほとんどです。 式典の…
-
台湾ビジネス 会社法関連
台湾会社法上の役員の個人責任~監査人
前回のログでは取締役(董事)についてご説明いたしました。監査役(監査人)も基本的には23条の忠実義務及び善管注意義務がありますので対第三者への連帯責任義務は同様に存在します。( )は台湾会社法参照条文 …
-
台湾ビジネス 会社法関連
台湾会社法上の役員の個人責任~董事
多くの日系台湾法人では、日本親会社が100%株式を保有するため、親会社の役員または一般従業員が台湾法人の役員に就任する(または任命される)ケースが多いかと思います。 台湾会社法第23条2項によると、「…
-
台湾ビジネス 税法関連
来年度より海外通販の無税輸入限度額が2千元に
台湾財政部は、2018年1月1日より海外通販サイトの無税輸入限度額を従来のNTD3,000からNTD2,000への引下げを発表しました。今後は国内事業者との公平性を勘案し、免税額は徐々に撤廃する方針とのことです。 最近、…
-
台湾ビジネス 労働法関連 人事労務
変動労働時間制における休日勤務
サービス業を中心にシフト制を採用する日系台湾法人から、いわゆる暦の休日出勤時の給与計算についてご質問を受けております。 台湾では、変形労働時間制における休日の考え方は以下のとおりです。 法定休日は…