The Heritage Foundation(米ヘリテージ財団)が発表した2017年の世界経済自由度ランキングで台湾は11位となりました(2016年は12位)。ちなみに1位は香港で22年連続のトップを維持しています。
経済自由度指数(Index of Economic Freedom)とは、点数で世界各国の自由経済度を表すもので、世界的に権威ある指標の一つといわれています。世界銀行、国際通貨基金等の統計情報を使用している指数は100点満点で採点方法を採用。自由経済度に関する10項目(財産権の保護、汚職の少なさ、政府支出の少なさ、財政の健全性、ビジネス自由度、労働自由度、通貨自由度、貿易自由度、投資自由度、金融自由度)でそれぞれ評価を行っています。(Wikipediaより一部引用)
ちなみに日本は40位と悪化しており(2016年は20位)、台湾よりも経済自由度が低いことがうかがえます。背景には日本の国債残高の増加による財政健全性への懸念とこれに伴う税金負担がビジネス環境を制限していると判断されてたようです。一方、台湾では政府支出の少なさと税率の低さ、ならびに労働自由度が日本を大きく上回っていました。
その他ランキング上位国は以下のとおりです。
- 香港
- シンガポール
- ニュージーランド
- スイス
- オーストラリア
(その他主要国:11位台湾、12位英国、17位米国、23位韓国、55位タイ、111位中国)
出典http://www.heritage.org/index/ranking