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会計処理 税法関連 法人税(営利事業所得税)

源泉徴収税とは何?

  • 源泉所得税とは、所得税(法人税)の前払いです。通常、所得税(法人税)の申告納付は年度末に行いますが、非居住者(外国法人)向け役務対価の支払いや、居住者であっても個人等の一定の支払い先に対しては、源泉徴収を行う必要があります。
  • 通常、法人税(所得税)と呼ばれるものは、申告納税方式を採用していますが、所得受領者が非居住者(外国法人)や個人等の場合、これらのものに確定申告をさせることが実務上困難であることから、所得支払者側が支払い時に所得税を事前徴収し、所得受領者に代わって税金を納めることになります。

  • 具体的には、従業員への支払給与や個人・フリーランス宛ての報酬、その他法令で別途規定されている専門家(弁護士、会計士等)への支払いが含まれます。
  • また、非居住者(外国法人等)に支払う役務対価にもこの制度が使われていますので、台湾内に恒久的施設(PE)を有しない外国法人に対して支払を行う場合には注意が必要です。なお、源泉徴収の対象はこの場合、役務対価となりますので、海外商品の購入時(輸入)は不要です。
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