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台湾ビジネス

[:ja]台湾の人件費は低いのか??[:]

[:ja]台湾の大手人材紹介会社が取りまとめた人件費の最新データが公表されました。
業種や職階により給与に幅があるため、これを平均化してみるのには若干無理があるものの、大卒の新卒者に関してはそれほど大きな差異がなく、理系・文系ともに平均2.5万NTD~3.0万NTD(約8万円~11万円)とのこと。
台湾の賃金事情で特徴的なのが、院卒者への初任給の優遇といえます。
日本では大卒と院卒出身者の初任給にそれほど大きな差は見られないですが、台湾では新卒初任給でもっとも差が大きく開いているケースとして例えば財務会計従事者の場合、1.8万NTDのギャップが生じています。
もちろん、職階が上がるにつれて給与水準も上昇するのは日本と同じなのですが、通常基本給は日本より低水準にあります。
一方、年度末や春節前に支給される賞与(ボーナス)は会社によってまちまちとなっており、多いところでは数十か月分まで支給する等、会社の業績がダイレクトに個人のインセンティブに響く仕組みとなっているのが特徴です。
そのほか、最近日本企業ではあまり見受けられなくなった社員旅行や忘年会での賞金付与といった社内イベントによる福利厚生の充実も人材確保には不可欠なようです。

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