台湾では、1月末が「各類所得扣繳憑單申報(源泉徴収票・支払調書)」の申告期限となります(2021年は1月31日が春節期間中のため2月7日に順延)。発行者(会社等)は、各種所得について源泉所得税の申告書を税務当局に提出します。
申告対象は、従業員の給与所得やフリーランス、業務執行者*に対する支払いです。
なお、非居住者所得(外国人・外国法人向け支払)に係る源泉税については上記とは別に支払日から10日以内に都度申告・納付が必要です。
*業務執行者とは、弁護士、会計士、税理士、建築士、技術者、医師、薬剤師、助産婦、作家、プロデューサー、代書人、職人、タレントおよびその他技芸をもって自力で生計を立てている者を指す(所得税法11条)