IPO

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台湾には台北証券取引所(TWSE)と新興市場の証券店頭売買センター(TPEx)の二つの取引所があります。

TWSEは日本の東証に相当する市場であり、台湾証券取引所(台灣證券交易所股份有限公司)が運営しています。審査基準は最も厳しいですが、社会的な信用力が高いため台湾のグローバル企業の多くはここに上場します。

TPExは旧GTSM(Gre Tai Securities Market)を引き継いだもので、新興・成長企業の資金調達の場として利用されています。主な業種に、ハイテク、バイオテクノロジー、医療、文化創業があります。

上場までの流れ

上場または店頭登録に先立ち、TPExが運営する興櫃市場(プレIPO=上場店頭準備登録)に6か月間登録するか、幹事証券会社の指導を6カ月間受けるかのいずれかを選択しなければなりません。

興櫃市場とは、株式を公開するためのプレIPO市場として位置づけられており、ここでの登録を通じて証券市場における関連法規の熟知と企業の知名度を向上させます。なお、外国企業ですでに自国で上場している場合、興櫃市場の登録は不要です。

 

上場の要件

用語説明
  • 公開発行
    一般的には、企業の財務・業績状況を公開する(財務諸表を金融監督管理委員会証券先物局に提出する)ことを指します。

  • 台湾加権指数先物
    台湾を代表するベンチマーク指数であり、台湾証券取引所に上場する普通株式全銘柄を対象とする時価総額加重平均型の株価指数です。

  • TPEx 50 Index
    時価総額の合計で評価しファンダメンタルズの良い安定銘柄を対象に最も流動性の高い50社を選出した株価指数です。
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