台風休暇時の勤怠と賃金

台風休暇等自然災害時の勤怠賃金に関するQ&A
1. 「天然災害發生事業單位勞工出勤管理及工資給付要點」の制定背景

台湾で頻繁に発生する台風の影響について、従業員の職務安全と企業の業務需要を明文化

2. 自然災害とは

自然災害には、台風、洪水、地震、その他主務機関が指定した災害と定義

3.自然災害発生時の出勤要否はどのように判断するのですか

つぎのいずれかに該当する場合、従業員は出勤しなくてもよいとする

  1. 勤務地、居住地または通勤ルートのいずれかの所轄エリアにおいて出勤停止が宣告された場合
  2. 上記エリアで出勤停止宣告はされていないが、自然災害を起因とした交通渋滞や遅延により出勤することができない場合
4. 業務上の必要により、自然災害時に出勤を要請する場合はどうしたらよいでしょうか

業務上の必要により、従業員の自然災害時(またはその後)の出勤を要請する場合には、予め労使協議または労働組合(設置している場合)において事前同意を得なければならない

5. 自然災害で出勤できない場合、欠勤扱いになりますか
  1. 自然災害により出勤ができない場合は、従業員の責に帰すものに該当しないため、企業は、これを欠勤、遅刻、私事休暇またはその他休暇扱いとしてはならない。
  2. また、これを理由に振替勤務をさせることはできない
6. 自然災害で出勤できない場合、賃金は支給しなくてはなりませんか

自然災害で出勤できない日の賃金については、これを支給しなくても厳密には違法には該当しませんが、賃金の減額は推奨しません

7. 業務上の必要により、自然災害時に出勤を要請する場合、割増賃金となりますか

当該台風休暇日がもともと通常出勤日であり、業務上の必要により勤務要請する場合には、割増賃金としなくても違法ではありません。しかし、実務上は通常賃金よりも割増して支給するのが慣例となっています。割増額の定めはありませんが、法定休日時の賃金を水準にするところが多いようです。

参照:台湾労働部ホームページ

台湾人事労務