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台湾子会社向けクラウド会計システム

在外子会社の会計処理の内製化については、子会社の設立初期段階においては本業での収益が確保されていない状況にあるため、経理専門スタッフの配置やERP等大規模システムの導入は難しく、外部の会計事務所に委託されていることが多いと思います。

連結対象子会社を有する日本本社側の管理課題としては、主に(1)連結対象子会社の決算早期化と(2)在外子会社の会計基準の統一がありますが、連結対象外であっても業務プロセスや海外リスクの把握を含めたグループ全体の事業戦略を立てるには、在外子会社からタイムリーに財務情報を入手する必要があります。

会計事務所に記帳代行を委託する場合であっても、会社の事業内容の詳細までは把握できませんので記帳するにも費目の内容や入出金管理は会社様に確認する必要があります。なぜなら、会社の業務プロセスを一番理解されているのは、会社の従業員の方たちなのですから。会計事務所はあくまでもGAAPや税法に照らし合わせて適切な処理をするご支援をさせていただくだけです。

日本の会計システムを導入しようとしても、外貨の非対応、会計基準の違い、営業税の取り扱い、中国語の非対応等から現実的ではないこともあります。結果として、現地会計事務所向けのエクセルシートでの明細表作成と、会計事務所でのシステム入力作業、そして日本本社での管理用システムへの入力という、三重の時間とコストを要しています。

弊社では日々会計処理の合理化と顧客企業様の本業での増益のために、できるだけ不要な作業を排除するように検証しており、現在台湾現地のクラウド会計システム会社と同システムの日本語化を進めております。日本語化の完成までにはまだ時間を要しますが、既に英語版は完成しております。
ご興味のある方は下記URLからお試しされてはいかがでしょうか(30日間無料の試作版もあり)。なお、同システムは日本のFreeeやMFクラウドのような位置づけで小規模事業者向けです。

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